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褒める言葉の見つけ方 / 2026年5月号

  • 5月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:5月26日


のぼちーShow and Tell

「つい、できた結果ばかり褒めてしまいます」

「頑張ったね以外の言葉がなかなか思い浮かびません」


これは、保護者の皆さまからよくいただくご相談の一つです。


また、

「のぼちーの先生方が娘を褒めているのを見て、そんなところにも褒めポイントがあるんだ!と学びが多いです」

という嬉しいお声もいただきました。


そこで今月は、何を褒めるのかという考え方と、褒め言葉を見つけるコツについてお話いたします。


▶「褒める」とは

まずは、「褒める」という言葉を、のぼちーではどのように捉えているのかを整理してみましょう。

もしかすると、皆さまが普段イメージされている「褒める」とは、少し違って感じられるかもしれません。


一般的に「褒める」というと「すごいね!」「頑張ったね!」「賢い!」といった抽象的な言葉が浮かびがちです。


もちろんそれも素敵な言葉ですが、のぼちーの考える「褒める」とは、「子どもの成長に気づき、それを承認するアクション」です。


賞賛の言葉は必ずしも必須ではありません。

大切なのは、子どもの成長の事実を言葉にして伝えること。


なぜなら、「褒める」目的は、本人に ①成長の事実②他者からの承認認識してもらうことだからです。


たとえば、

「自分で幼稚園のご準備ができたね」

たとえば、

「◯◯ちゃんとおやつを分け合えたね」


このように成長の事実を言語化することで、子ども自身が「自分はこんなことができたんだ」と認識し、さらに「それを身近な大人が認めてくれた」と感じることができます。


▶対象の見つけ方

では実際に、子どものどこに目を向ければ「褒めるポイント」が見つかるのでしょうか。

実は、「どんな切り口で見るか」を意識するだけで、褒めるポイントはぐっと見つけやすくなります。


おすすめの切り口は、【過程/結果・内面/外面】です。

この4つの視点で見ていくと、「どこを褒めたらよいのだろう?」という迷いがぐっと減っていきます。


そして、その材料はいつも子ども自身の中にあります。

4つの視点で、子どもの言葉や行動を丁寧に観察してみてください。


「観察こそ最大の解決策」

― これは私が子どもの成長を考えるときに、大切にしている言葉の一つです。

どんな時も答えは子ども自身が教えてくれます。


たとえば、子どもが蝶々の絵を描いたとき、


「集中して取り組んでいたね」

―【過程・内面】


「画用紙いっぱいに大きく描けてるね」

―【結果・外面】


「羽や足をよく観察していたね」

―【過程・外面】


「綺麗な羽を描きたいって言ってたものね、そのためにたくさんの色を使って表現したんだね」

―【結果・内面】


このように子どもの言動を4つの視点で見てみると、たくさんの成長に気づけることでしょう。


もちろん、成長の事実に抽象的な賞賛の言葉を添えることもよくあります。


たとえばラダー運動で

「ラインを踏まずに進めたね!素晴らしい!」


あくまで具体的な成長の事実を言語化した上で、抽象的な言葉を加えることが大切です。

具体的な描写なく抽象的な賛辞だけの場合、子ども自身が自分の「どの言動について認められたか」、理解しづらくなるためです(※詳細は2025年4月号のぼレタ【褒め方と褒めるタイミング】ご参照)



「褒めること」=子どもの成長を見つけて言語化して伝えることは、賞賛ではなく承認です。


成長の事実を伝えるその一言が、子ども自身の気づきと自信を持って踏み出す次の一歩につながっていきます。


一緒にのぼちーキッズを観察し、日常の中にある成長の事実を言葉にしていきましょう!


 
 
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