「Show and Tell」スタート / 2026年4月号
- 4 日前
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更新日:12 時間前

いつものぼちーの運営にご協力くださり、ありがとうございます。
昨年度「インタビュー<自分について話し慣れよう>2026年1月号ピックアップアクティビティ」を通して、「話す力」を育てる目的や大切さについてご紹介しましたが、
今月は、その発展的な取り組みとして、月に1回、絵本・インタビュータイムに代えて実施する「Show and Tell」というアクティビティについてお話いたします。
Show and Tellとは、「自分の好きなもの」「興味のあるもの」をお友達の前で紹介するスピーチアクティビティ。
アメリカの幼稚園・小学校などで広く取り入れられている教育手法の一つです。
継続的に取り組むことで、知能面・精神面の両方に大きな効果があると言われています。
ご紹介するものは何でもOK!
お気に入りのおもちゃ、最近読んだ絵本、家族で行った場所の写真、集めている石や描いた絵、いつも使っている水筒、今着ているTシャツ――完全に自由です。
「これは○○という名前です」
「ここが好きです」
「おうちでこうやって遊んでます」
といったように、自分の言葉で伝える経験を積み重ねていきます。
こうした経験は、人前で発表する度胸に加え、伝えたい内容を順序立てて話す力や、相手に伝わるよう表現を工夫する力を育て、プレゼンテーション能力の向上につながります。
さらに、自分の好きなものについて話し、それをお友達や先生に受け止めてもらうことで、「話してよかった」「聞いてもらえた」という実感が生まれ、自己肯定感の向上にもつながります。
発表の後には、挙手制での質問タイムも行います。
「頑張ったポイントを教えてください」
「どこで見つけたのですか?」
といったやり取りを通して、他者の視点に触れながら自分の考えを言葉にする機会となり、表現の幅が広がり語彙力の向上にもつながります。
また、Show and Tellは発表する子どもだけでなく、聴き手にとっても大切な学びの時間です。
「こんなものがあるんだ」
「そんな遊び方もあるんだ」
といった気づきを通して、新しい世界を知り、自分にはなかった興味や考え方を受け入れる力が育まれます。
こうした経験の積み重ねは、幼児期における自己中心性からの脱却を促し、多様性への理解や相手の話を聴く力の発達にもつながります。
このように多くの学びがあるShow and Tellですが、これらの効果を最大限に引き出すためには、毎回のShow and Tellを「できた!」という成功体験としてお子さま自身が認識することが非常に重要です。
最初はだれしも慣れないもの。
みんなの注目を集め、緊張してしまうこともあるでしょう。
「前に立つだけでもいいよ」
「先生も横にいる?」
最初は講師が一緒に前に立ち、小さな声で伝えてくれた内容を「〇〇なんだね」と講師が自然に代理で伝えることもあります――それでもいいんです。
幼児さんが自分のご紹介したいものを持ってみんなの前に立つことがどれだけ素晴らしいことか、想像していただけるとお分かりになると思います。
そんな初回を経験した子たちが、堂々とみんなの前で自分の好きなものをご紹介し、「何か質問はありますか?」と立派に質疑応答まで行うようになる姿を多く見てきました。
そのためのぼちーでは、まずは
「みんなの前に立ち、自分の好きなものを紹介した」という事実そのものを、しっかりと認め、価値づけることを大切にしています。
ここで保護者の皆さまへお願いがあります。
【保護者の皆さまへのご留意点】
お子さまご本人のShow and Tellですので、親御さま主導とならないよう、ご本人主体の範囲でのサポートをお願いいたします
ご準備や練習等は特に必要ありません(ご本人の希望があれば行っていただいても構いません)
試験ではありませんので、内容の可否を評価する必要はありません
「声が小さい」などの否定的な言葉かけはお控えください
人前に立って話すことは、小さなお子さまにとって大きなチャレンジです。
だからこそ、その一歩はとても貴重な成長の機会となります。
来月より全クラスでスタート!
※前年度からの進級生在籍クラスは4月も実施
子どもたちの勇気ある第一歩を、ぜひご一緒に温かく見守っていきましょう。
