のぼちーキッズレター 2025年8月号
▶ 幼児期に育てたい自立心
いつものぼちーの運営にご協力くださり、ありがとうございます。
「うちの子、親からのアドバイスを嫌がるんです…」
こんなご相談をいただくことがあります。
実はその”反発”こそが、幼児期に大切に育てたい”自立心”の表れなのです。
今月はこの自立心についてお話してみたいと思います。
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「自分で決めたい」気持ちが育ち始める時期
幼児期の子どもたちは心も体もぐんぐん成長しながら、出来ること・分かることがどんどん増えていきます。
そんな中、特に自分のことについては自分自身がいちばんよく分かっている、だから”自分のことは自分で決めたい!”という気持ち=”自立心”も育ち始めます。
そのため、自分自身のことについて、大人から一方的にアドバイスされたり、「どうせ分からないでしょ」といった雰囲気で話されると、思わず反発したくなるのです。(もちろん、大人は親切心から言っているのですが…)
聴くモードを引き出す、日常の会話
子どもは、自分の意思を尊重してくれる人には、安心して心を開くものです。
「この人は自分の考えをちゃんと聴いてくれる」―― そう感じると、自然と反発モードではなく聴くモードに切り替わります。
そのために大切なのが、子ども自身のこと(※)について本人の意思を確認する日常のちょっとした問いかけです。
「〇〇ちゃんはどっちがいいと思う?」
「〇〇くんは、どうしたい?」
こうした会話を重ねていくことで、子どもは「自分の意志が尊重されている」と感じ、安心して他者の言葉にも耳を傾けられるようになっていきます。
(※)子ども自身の行動や選択に関わる範囲であることが大切です。家族全体や親御さんの言動に関わることまで委ねてしまうと、「なんでも決めていい」という誤解を招いたり過度な負担になる可能性があります。
他者の意見を取り入れる力も、同時に育てていこう
自分の考えを大切にすることと同時に、他の人の意見を”聴ける”こともとても大切な力です。
他者の意見を聴くことで、選択肢が増え、可能性も広がっていきます。
そしてその中から、最終的に「自分で選ぶ」ことが出来る ―― これが本当の意味での”自立”に繋がります。
お子様が他者の意見を取り入れた時にはぜひ、
「その考え、いいと思ったんだね」
「ちゃんと聴いて、自分で決めたんだね」
といったお声掛けをしてみてください。
学ぶ姿勢を認めつつ、”選んだ主語は自分自身である”ことを伝えることで、”聴く力を備えた自立心”を育むことが出来ます。
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子どもは、アドバイスを受け入れることも、拒否することも、どちらも経験する中で育っていきます。
大人に出来るのは、その選択の機会を与え、そっと見守り、成長の瞬間を認め、言葉にして伝えること。
のぼちーでも、子どもたちの”考える力”や”聴く力”を引き出す関わりを大切にしながら、一人ひとりの自立心の成長に伴走していけたらと思っております。
引き続き一緒にのぼちーを楽しんでいきましょう!

