のぼちーキッズレター 2025年12月号
▶ ボードゲームのすすめ
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ご家族やご親戚の集まる年末年始のお休み期間には、百人一首やかるた等、この時期ならではの伝統的な遊びを楽しまれるご家庭も多いのではないでしょうか。
今月は、そんなお正月遊びのように会話をしながら楽しめるボードゲームの中から、未就学期から始められるものを、この時期ならではの魅力とあわせてご紹介したいと思います。
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① ボードゲームの効用
トランプやUNO のようなシンプルなゲームももちろん魅力的ですが、キャラクターや物語の世界に入り込めるボードゲームは、幼児さんも直感的に楽しみやすい点が特徴です。
遊びながら自然と頭を使うため、戦略的思考力・記憶力・集中力はもちろん、ゲームによっては、手指の巧緻性・コミュニケーション力・交渉力・度胸・場を読む力等、日々の生活でも、将来的にも役に立つ非認知能力が育まれていきます。
さらに、「勝ちたい」という気持ちがある分、子どもたちは夢中になりやすく、楽しみながら深く集中出来る点もボードゲームの良いところ。
家族で囲めば会話が生まれ、思わぬ一面や性格が垣間見えるのも面白さの一つです。
② 未就学児さんと楽しむ遊び方
幼児さんと一緒に遊ぶ時は、ハンデをつけて遊ぶのも楽しめるコツです。
将棋等古くからあるゲームにも同様の文化があり、実力をそろえて互角に戦えると、子どもたちも達成感を得やすく、いっそう盛り上がります。
また、運要素が強いものより 「考えれば勝てるかもしれない」 と感じられる戦略的なゲームがおすすめです。
小さな頃からこうした考える遊びに親しんでおくと、就学後や年齢が進むにつれて、より複雑なゲームを一緒に楽しめるようになり、遊びを通して自然と非認知能力を鍛える習慣が身についていきます。
そして何より大切なのが、保護者の方々も本気で楽しむこと。
教育として取り組む意識が強すぎたり、子どもに勝たせるために手加減したりというよりは、ぜひ同じ立場で喜んだり悔しがったりする姿を見せてあげてください。
大好きなお父さま・お母さまが夢中になっている姿を見るほど、子どもは「やってみたい!」という気持ちが強くなり、遊びそのものがより魅力的に感じられるからです。
③ おすすめの商品のご紹介
子どもたちとたくさん楽しんできたボードゲームたち。名作ぞろいで紹介枠が足りないほど!悩みながらも厳選してお届けします。
<導入編:初めてのボードゲームに>
♣ドブル
同じ絵を素早く見つける、瞬間的な判断力を鍛えられるカードゲーム。ディズニー等のキャラクターバージョンも多数販売されており、興味を引くきっかけを作りやすい入門ゲームです。
♣ぴっぐテン
10の構成感覚と加減算スキルが自然と育つゲーム。童話をモチーフにした絵本のような絵柄も魅力。
♣ブロックス
様々な形のブロックを使う陣取りゲームで、図形感覚を育てることができます。大人と子どもが本気で対戦しても楽しめます。
♣海底探検
宝を持ち帰るか引き返すか、協力と駆け引きが同時に楽しめる名作。小さな箱にぎゅっと詰まったアイテムが、物語の世界を広げてくれます。
♣おばけキャッチ
瞬発力と観察力、頭の回転力が鍵のスピードゲーム。遊べば遊ぶほど子どもたちがどんどん強くなっていきます。
<ロングプレイ作品:集中力・思考力がついてきたら>
♣パンデミック
みんなで力を合わせてウイルスから世界を救う協力型ゲーム。相談しながら作戦を立てることで、思考力とコミュニケーション力が自然と育ちます。幼児さんには、シンプルで貢献度が分かりやすい役割を固定してあげるのがおすすめです。
♣カタン
無人島で資源を集めて開拓する、交渉力や計画性が身につく戦略ゲーム。世界大会が開かれるほどの大人気作品です。
<2人用ゲーム:親子の時間にぜひ>
ご家族で楽しんでいただきたいという想いから、これまで大人数向けのゲームを中心にご紹介してきましたが、未就学児さんでもハンデなしで楽しめて、遊ぶほど奥行きが出る2人用ゲームもぜひ知っていただきたいので、厳選して2作ご紹介します。
♣どうぶつしょうぎ
かわいい見た目とは裏腹に、先を読む力が育つ本格派。セリフや擬音語を入れながら動かすと、子どもたちはより楽しんでくれるはず。初めての対戦型ゲームにぴったりです。
♣マンカラ カラハ
石を動かすだけのシンプルなルールなのに、奥深い戦略性が魅力の豆まきゲーム。世界最古のゲームの一つとも言われ、地域や世代を超えて長く愛されている名作です。
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スマホ等一人ひとりがデバイスを持つ時代だからこそ、ご家庭での顔を合わせた遊びを大切にしたいものです。
お正月遊びをきっかけに、ぜひご家族の団欒ツールに加えてみてください。

