のぼちーキッズレター 2026年1月号
▶ 考えられる力
いつものぼちーの運営にご協力くださり、ありがとうございます。
今月は「考えられる力」についてお話してみたいと思います。
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① 偉人たちが語ってきた「考えること」
「人間は一本の葦に過ぎない。しかしそれは考える葦である。」—— ブレーズ・パスカル
「あなたの人生の幸福はあなたの考えの質によって決まる」—— マルクス・アウレリウス・アントニヌス
「思考はなりたいと望む人物を創り出すことのできる彫刻家である」—— ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
「考えなさい。調査し、探求し、問いかけ、熟考するのです。」—— ウォルト・ディズニー
過去から現在に至るまで、「考えること」の重要性を説き、実践してきた偉人たちの言葉は、枚挙にいとまがありません。
では彼らは、大人になってから「考えること」を始めたのでしょうか
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② 「考えられる力」の土台
実は、「考えること」の重要性は、現代の幼児教育においても明確に示されています。
文部科学省が示す ― 学校教育のはじまりとしての幼稚園教育 ― 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の中にも、「思考力の芽生え」として、考える力の重要性が明記されています。
▶ 思考力の芽生え
身近な事象に積極的に関わる中で,物の性質や仕組みなどを感じ取ったり,気付いたりし,考えたり,予想したり,工夫したりするなど,多様な関わりを楽しむようになる。また,友達の様々な考えに触れる中で,自分と異なる考えがあることに気付き,自ら判断したり,考え直したりするなど,新しい考えを生み出す喜びを味わいながら,自分の考えをよりよいものにするようになる。 (文部科学省サイトより)
未就学期は、ピアジェの発達段階でいう「前操作期」にあたり、論理的思考の土台が育ち始める、とても大切な時期です。
この時期に考えれば考えるほど、複雑で巨大な脳神経回路が構築され、試せば試すほど、その結びつきは強固になり、思考の土台がつくられます。
そして、こうした「考えること」の積み重ねが、考える習慣をつくっていきます。
③ のぼちーレッスンに「考えるシーン」が多い理由
だからこそ、のぼちーのレッスンには、「考えるシーン」がたくさんあります。
体を動かすクライミングスクールでありながら、 頭を使う時間がとても多いのが、のぼちーの特長です。
知育アクティビティはもちろん、 ウォールアクティビティでも、フロアアクティビティでも、 季節のカードでも、インタビューでも——
さまざまな角度から「考える機会」をつくっています。
たとえば
・奇数周と偶数周でラダーの進行方向を変える
・累積の登攀数に応じて楽器を鳴らす
・登る前にどうやって登るかを考える
どれも、ただ周りに合わせていればできるものではありません。
子どもたちはそれぞれ、自分で記憶をたどり、想像し、次の行動を決める必要があります。
のぼちーのレッスンは、自然と頭を動かし、考え、行動する——そんな流れの中で進んでいきます。
④ 「考えられる力」は人生を通して活きる力
幼児期から積み上げてきた「考えられる力」は、就学後はもちろん、 大人になってからも人生のさまざまな場面で活きてきます。
仕事でも、子育てでも、正解のない問いに向き合い続けるからこそ、
・考えることが苦痛にならない
・考えることが自然にできる
・考えることが楽しい
そんな大人になってほしいと願っています。
考えることが自然にできれば、学ぶ機会を自らつかむことができます。
考えることが楽しければ、学ぶスピードも上がり、吸収できる量も大きくなっていきます。
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変化が加速する現在において、「考えられる力」を身に付けることは欠かすことのできない投資です。
のぼちーでは、 「考えられる力」を幼児期から自然な形で身につけてほしいという想いで、レッスンを行っております。
引き続き、一緒にのぼちーを楽しんでいきましょう!

